ギャラリー田村ジョーが倉俣史朗の名作「How High the Moon」を復刻

© ギャラリー田村ジョー

日本では数少ない本格的なデザインギャラリー「ギャラリー田村ジョー」が、稀代のインテリアデザイナー·倉俣史朗の代表作であるアームチェア「How High the Moon」を復刻。2019年11月9日(土)から11月15日(金)まで、東京·港区南青山の「ライトボックス·ギャラリー」にて開催される企画展「復刻·倉俣史朗 Ⅰ」展にて披露され、展示販売されます。

ニューヨーク近代美術館(MoMA)をはじめ、サンフランシスコ近代美術館、パリ国立装飾美術館、ヴィトラ·デザインミュージアム、ポンピドゥーセンターなど著名なミュージアムに作品が収蔵されるなど世界的に評価され、伝説的な存在として後のデザイン界に多大な影響を与えている倉俣史朗。
1986年に手掛けた素材の質感が目を惹くアームチェア「How High the Moon」は、建築素材であるエキスパンドメタルで構成された輪郭がそのまま構造となった、デザイン史の中でも重要な一脚です。
フォルムは伝統的なアームチェアの形を踏襲しつつ、それまで家具に使われることのなかった斬新な素材を用いることで、倉俣らしい ”軽やかさ” や ”儚さ” が表現されています。

量感がなく輪郭だけの繊細で詩的な表情が美術品のような雰囲気を醸しながらも、椅子としての ”座る” 機能が確保されているのは倉俣が意図したところ。一目見ただけで倉俣作品だとわかる無二のオリジナリティに満ちています。

ギャラリー田村ジョーが倉俣史朗の名作「How High the Moon」を復刻

© ギャラリー田村ジョー

かつて日本では「IDÉE(イデー)」が、海外では「Vitra(ヴィトラ)」が一時期、製造販売していたものの現在は販売終了となっている、インテリアデザインの歴史を語る上で欠かすことのできない革新的なチェアの待望の復刻。クラマタデザイン事務所監修のもと、オリジナルの図面をもとにその後の改良も加味した仕様にて復刻されます。

当時の鉄工所はすでに存在しないため「How High the Moon」の2シーター版など、長きにわたり倉俣作品に携わってきた国内の鉄工所が製作を担当。日本で製作されたモデルの特徴である「ろう付け」の技法でエキスパンドメタルの先端と先端を繋ぎ、当時の仕様に近いニッケルサテンで仕上げています。

また、今回の「How High the Moon」の復刻に併せて、同時期にデザインされた「Sing Sing Sing」と「Apple Honey」の2種類の倉俣作品の復刻も決定。デザイン·素材·ディティールに対する飽くなき探求心が凝縮した3つの名作チェアが時を超えて蘇ります。

製造元は、これまでにも倉俣史朗の椅子を復刻させ販売を行ってきた実績を持つライフスタイルショップ「SEMPRE(センプレ)」。
なお、いずれも購入の際は倉俣史朗のサインが入った復刻の証明書が付与される予定です。

ギャラリー田村ジョーが倉俣史朗の名作「How High the Moon」を復刻

「How High the Moon」/ © ギャラリー田村ジョー

ギャラリー田村ジョーが倉俣史朗の名作「How High the Moon」を復刻

「Sing Sing Sing」/ © ギャラリー田村ジョー

「復刻·倉俣史朗 Ⅰ」展

会期:2019年11月9日(土)〜11月15日(金)

会場:東京都港区南青山5-15-9 Light Box Galley

時間:13:00~19:00

※ 但し、11月9日(土)は18:00~21:00、11月10日(日)は13:00~20:00

 

「How High the Moon」

価格:150万円(税抜)

納期:8ヶ月(受注生産)

https://www.facebook.com/ギャラリー田村ジョー-530214777401830/