フィンランドで最も偉大なデザイナー、カイ·フランクの日本初となる大規模展

(左から)《2744-12 cl》《2746》《2718 ja》《27449 cl》コップ / 吹きガラス / ヌータヤルヴィ·ガラス製作所 / タウノ&リーサ·タルナ·コレクション / photo by © Rauno Träskelin

神奈川県葉山町にある神奈川県立近代美術館·葉山にて、2019年9月21日(土)から12月25日(水)まで、フィンランド·デザインの巨匠と称されるカイ·フランクの日本初となる大規模な個展「日本·フィンランド国交樹立100年記念 没後30年 カイ·フランク」が開催されます。

機能性や実用性を重視した日常的なプロダクトを数多く生み出したことから ”フィンランド·デザインの良心” と呼ばれたカイ·フランク。
北欧フィンランドの陶磁器メーカー、ARABIA(アラビア)や、その傘下にあったガラス工場、NUUTAJARVI(ヌータヤルヴィ)、テーブルウェアメーカー、iittala(イッタラ)などで陶芸やガラスデザインに携わり、その時期に創作された幾多のデザインはフィンランド国内外から賞賛を受け、ルニング賞やコンパッソドーロ賞、ミラノトリエンナーレ·グランプリなど数々の国際的デザイン賞を受賞。彼が1950年代に手掛けた世界的にも有名なイッタラの「カルティオ」や、アラビアの「キルタ」は、日用品の名作として今なお多くの人々に愛用されています。

フィンランドで最も偉大なデザイナー、カイ·フランクの日本初となる大規模展

《KF486》ゴブレット 1968–71年 / 吹きガラス / ヌータヤルヴィ·ガラス製作所 / タウノ&リーサ·タルナ·コレクション / photo by © Rauno Träskelin

フィンランドで最も偉大なデザイナー、カイ·フランクの日本初となる大規模展

《2190》調味料入れセット·チークトレイ付 1953–63年 / 吹きガラス / ヌータヤルヴィ·ガラス製作所 / タウノ&リーサ·タルナ·コレクション / photo by © Rauno Träskelin

日常のニーズに対応したシンプルでベーシックなフォルムを特徴とするカイ·フランク作品の、幾何学的造形に着目した国際巡回展として開催される本展。

フィンランド唯一のガラス研究機関であるフィンランド·ガラス博物館の収蔵品と、カイ·フランクと親交が深く、屈指のカイ·フランクコレクターとしても知られるデザイナー、タウノ·タルナが所有する希少な個人コレクションの中から、世代を超えたロングセラーとして広く知られる代表的な作品をはじめ、アートピースと呼ばれる技巧を尽くしたガラス作品など、当時のプロダクトおよそ300点余りが一堂に展示され、20世紀デザインにおいて多くの革新をもたらしたフィンランドで最も偉大なデザイナーの足跡を辿ります。

フィンランドで最も偉大なデザイナー、カイ·フランクの日本初となる大規模展

ソルト·シェイカー 1951年 / 陶器 / アラビア製陶所 / タウノ&リーサ·タルナ·コレクション / photo by © Rauno Träskelin

また、1956年に初来日した際に、日本の風景や市井の人々をカイ·フランク自身が撮影した貴重な写真や関連資料も併せて展示。
何気ない日本の農村や窯元などを訪れ、そこに住まう人々や職人たちと交流を図り、様々な手仕事や意匠に目を向けたカイ·フランクの、日本に対する特別な関⼼や双方の深いつながりも紹介されます。

フィンランドで最も偉大なデザイナー、カイ·フランクの日本初となる大規模展

《1337》ボウル·セット 1955–61年 / 吹きガラス / ヌータヤルヴィ·ガラス製作所 / タウノ&リーサ·タルナ·コレクション / photo by © Rauno Träskelin

日本·フィンランド国交樹立100年記念 没後30年 カイ·フランク

会期:2019年9月21日(土)〜12月25日(水)

会場:神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1 神奈川県立近代美術館·葉山 第2·3展示室

開館時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)

休館日:月曜日(但し、9月23日、10月14日、11月4日は開館)

観覧料:一般1,200(1,100)円、20歳未満·学生1,050(950)円、65歳以上600円、高校生100円

※( )内は20名以上の団体料金。中学生以下と障害者手帳等をお持ちの方(及び介助者原則1名)は無料。

※ 本展の観覧券で同日に限り、同時開催のコレクション展 「音をみる、色をきく 美術が奏でる音楽」も観覧可。

※ 無料開館日:11月3日(土·祝)

※ ファミリー·コミュニケーションの日(毎月第1日曜日:10月6日、11月3日、12月1日)は、18歳未満のお子様連れのご家族は割引料金(65歳以上の方を除く)で観覧可。

http://www.moma.pref.kanagawa.jp/exhibition/2019_kajfranck