倉俣史朗の名作照明「K-Series」にコンパクトなミニサイズが登場

ハンカチをふわりと摘み上げたその一瞬を形にしたアクリル製の照明器具。
プロダクトデザイナー倉俣史朗の代表的照明作品「K-Series」に、コンパクトなサイズの新しいバリエーションが登場しました。

シーツを被ってオバケの真似をしているような形から「オバQ」の愛称でも親しまれている「K-Series」。株式会社ヤマギワのためにデザインされたこの照明器具は1972年の発売以来、途切れることなく生産が続いているベストセラーアイテムです。

倉俣史朗の名作照明「K-Series」にコンパクトなミニサイズが登場

photo by Takayuki Ogawa

倉俣史朗が亡くなってから四半世紀。1984年に撮影された1枚のスナップ写真からインスピレーションを受け、「K Series mini」の製品化プロジェクトがスタート。
写真の中で「K-Series」のデザインについて語る倉俣史朗。彼が手にしているハンカチの大きさで、単なるミニチュアのオブジェとしてではなく、あくまで照明器具として成立することにこだわり、オリジナルと同じ製法で実現させた製品が「K-Series mini」です。

熟練の技術を必要とする熱した1枚のアクリル板をひだ加工する製法。今回のプロジェクトでは多くの試作が作られるとともに、多くの光源もテストされ、構想からおよそ1年を経て、手加工によるオリジナルに忠実な美しいドレープが見事に再現されました。

1970年代当時、「K-Series」の製品化が検討される中で、マット仕上げ(艶消し)のアクリルも候補に挙がっていましたが、当時の技術では片面のみをマット仕上げにすることしかできず、裏表で仕上げの異なるドレープの表情は決して美しくないという理由で製品化されることはありませんでした。
しかし今回のプロジェクトでは、クラマタデザイン事務所監修、アクリル製品の製造販売メーカー、有限会社AIR FRAMEの協力により、両面マット仕上げのアクリルを特注で生産することに成功しました。

これにより従来の艶ありのタイプに加え、これまでの「K-Series」にはなかった艶消しマット仕上げのタイプも加わり、新しいバリエーションとして「K-Series mini」と、技術の限界に挑戦したさらにコンパクトな「K-Series micro」の2サイズが展開されます。
「K-Series mini」は倉俣史朗が摘み上げたハンカチの大きさ、「K-Series micro」は両手にちょこんと乗る大きさ。どちらも光源はUSB充電式LEDを採用しています。

倉俣史朗の名作照明「K-Series」にコンパクトなミニサイズが登場

K-Series mini / original(艶あり)

倉俣史朗の名作照明「K-Series」にコンパクトなミニサイズが登場

K-Series micro / original(艶あり)

倉俣史朗の名作照明「K-Series」にコンパクトなミニサイズが登場

K-Series micro / matt finish(艶消し)

K-Series mini

仕上げ:original(艶あり)、matt finish(艶消し)

サイズ:幅200mm×奥行き200mm×高さ190mm

素材:アクリル

仕様:USB充電式LED、連続点灯10時間(80分でフル充電)

価格:30,780円(税込)

K-Series micro

仕上げ:original(艶あり)、matt finish(艶消し)

サイズ:幅135mm×奥行き135mm×高さ140mm

素材:アクリル

仕様:USB充電式LED、連続点灯10時間(80分でフル充電)

価格:22,680円(税込)