手にする人の所作さえも美しく見せる紙の器、WASARA / ワサラ

コンセプトを立ち上げてから3年以上の開発期間を経て2008年に誕生した、環境に配慮し、環境に優しいワンウェイの紙の器「WASARA(ワサラ)」。
ワンウェイとはすなわち、使い捨てのことです。
“チープで使いづらく持ちづらく、環境にもよくない” という先入観が先に立ってしまいがちな使い捨ての器。しかし、石油や木材など枯渇する可能性のある資源を一切使用せず、土に還すことができる環境負荷の低い素材だけを用いて作られた「WASARA」は、日本の美意識や価値観を継承した、実に奥深い、新たなライフスタイルを提案する使い捨ての器です。

展覧会のレセプションや友人家族とのホームパーティーなど、多くの人々が集まって和気藹々と語らうとき、そこで振舞われる料理やドリンクは、その場の雰囲気を和やかにしてくれます。
しかし残念なことに、用意された細やかなご馳走が粗雑な大量生産品の紙皿や紙コップに盛り付けられているという光景は非常に多く見受けられます。
こうした情況を見直し、もっと快適なパーティーの演出のために考えられたのが「WASARA」です。

一枚の皿を手に取り、そのフォルム、質感、使いやすさに、ふと気持ちがときめく。そしてみんなの顔に自然と微笑みが浮かび、より会話も弾む。
「WASARA」はそんな紙の器です。

手にする人の所作さえも美しく見せる紙の器、WASARA / ワサラ

© wasara

手に取ると、すっと馴染んで安定感がある。「WASARA」のフォルムと質感は、今までの使い捨ての器とは全く異なります。違和感なく受け入れられる有機的なフォルムと、手作りの風合いを表現した表面の質感は、器を手に持つという習慣のある日本人だからこそ生まれた機能美です。
微妙な造形からは、器の個性がより一層豊かに浮かび上がってきます。そしてその流麗なフォルムは、料理の繊細さを際立たせ、器を手にする人々の所作さえ美しく見せてくれます。

手にする人の所作さえも美しく見せる紙の器、WASARA / ワサラ

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「WASARA」の発想の原点にあるのは、日本で昔から受け継がれてきた美意識や価値観です。
元来日本には、優れた技術に裏付けられたもの作りの伝統があり、世界有数の洗練された食文化があり、おもてなしや礼儀を大切にする精神性があります。
それらは全て、心潤う日々を過ごすために欠かすことのできないもの。
たった一度しか使うことができない紙の器。けれどもその心を表す器として「WASARA」は存在しています。

手にする人の所作さえも美しく見せる紙の器、WASARA / ワサラ

© wasara

地球規模で求められている自然環境への負荷を最低限にするため、「WASARA」の素材には、葦と竹、バガス(さとうきびの搾りかす)のパルプが用いられています。
葦という植物は生命力が強く、枯渇する心配がありません。また、さとうきびから砂糖の原液を搾り取った後に生まれるバガスは、通常廃棄されてしまうこともありますが、紙の原料として優れた性質を備えています。
「WASARA」は一般的な木材パルプを使わずに、それら非木材の葦やバガスを使うことで資源の有効利用を最大限に活かした、環境に優しいグリーンデザインの製品なのです。

手にする人の所作さえも美しく見せる紙の器、WASARA / ワサラ

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季節の食材や料理に合った器を選ぶ。日本人にとってはごく普通のことであっても、あらゆる食のシーンにおいて、器のセレクトにこれほど気を配る国は、恐らく他にありません。
世界でも有数とされるその食文化の豊かさは、間違いなく器文化のあり方にも反映されてきました。
目と舌で食事を楽しみ、食材や器から四季折々を感じる。気の合う仲間と集うちょっとした場でも、彩りを添え、豊かで和やかな空気感を創り出す器。

ワンシーンごとで使い捨てになる紙の器ですが、原材料の葦やバガスはいずれ土に還っていく素材です。
古来より人は自然と対話し、知恵を育み共存してきました。人も動物も木も草も、すべて最後は土に還り、またそこから新しい命が生まれます。
「WASARA」も、人が集う時間のために使われ、やがて土に還ります。
たった一度しか使えない紙の器であっても、そのはかなさとは相反して、人々の心を潤し、豊かにする役目も担っているのです。

手にする人の所作さえも美しく見せる紙の器、WASARA / ワサラ

© wasara

紙皿や紙コップを用いてホームパーティーやウェディングパーティーを行う習慣が成熟しているヨーロッパなど海外からの反響も多い「WASARA」。
香港において、2009年度 “Design For Asia Award” 大賞·金賞のダブル受賞、シカゴ建築デザイン博物館において、2010年度 “Good Design Award” 受賞など、2008年の誕生からわずか数年間の間で、既に国内外で高い評価を獲得しています。
2009年からはパリの有名なコンセプトショップ、「merci(メルシー)」でも販売がスタートしています。
また、地球温暖化対策を含めた環境問題が大きなテーマの一つであった、2008年の北海道洞爺湖サミットで使用されたことでも世界に注目されました。

手にする人の所作さえも美しく見せる紙の器、WASARA / ワサラ

© wasara

安定感があり、そして持ちやすいように考えられた曲線や絶妙な位置の持ち手。パーティー会場では片手で皿を持ちながら歩くということも意識して作られています。
和紙を感じさせる滑らかで優しい感触と、陶器や磁器のようにも見えるフォルム。そして、人の手にしっくり馴染み、同化するかのようなかたち。
日本で昔から受け継がれてきた文化である、“おもてなし” の心を持った、まさにメイド·イン·ジャパンの器です。

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Brand:wasara / https://www.wasara.jp/

Category:FEATURE

File Number:018