顔のない女性をモノクロで描くオートモアイの個展「Endless Beginning」

2018年2月3日(土)から3月11日(日)まで、東京·渋谷区にあるアートギャラリー「OVER THE BORDER」にて、気鋭の若手イラストレーター、オートモアイによる個展「Endless Beginning」が開催されています。

アノニマスな女性像をベースに非現実的な世界を描く鬼才、オートモアイ。
匿名性を意識した目や鼻のない女性をモノクロで描いたドローイングが多方面で注目を集め、2015年の活動開始以降、毎年個展やグループ展を開催するほか、アーティストのCDジャケットやグッズデザイン、イベントフライヤーなどのアートワークも多数手掛けています。

顔のない女性をモノクロで描くオートモアイの個展「Endless Beginning」

© auto_moai

本展では未発表の作品に加え、2月下旬に刊行される彼女の初となる画集「Endless Beginning」に収録されている作品の原画も展示。新作では彼女のアイコンとも言える人物像だけでなく、奥行きのある風景のみの作品にも挑戦しています。

顔の表情を排除してもなお伝わってくる感情や衝動。コミカルでポップなタッチに潜むどこか居心地のいい孤独感や閉塞感。非現実的であり、現実的でもあるブラックユーモアを織り込んだ、独自の感性による日常のリアル描写。

圧巻の300ページを越える大作となった初画集「Endless Beginning」では、モノクロームに浮かび上がるオートモアイの不可思議な世界観を存分に堪能できます。

顔のない女性をモノクロで描くオートモアイの個展「Endless Beginning」

© auto_moai

”ネット社会になりSNSが日常となると、「自撮り」は、写真をネット上に公開し「いいね」で自分の価値を認めてもらう一連の行動を含めて、「自撮り」と言うのかもしれない。
しかし、瞬間的には記憶されるものの、ネット上では、膨大な情報の中に消えてしまう運命にある。つまり、「自撮り」で認めてもらいたいのに、匿名性のある行為になってしまうのだ。
そして今、オートモアイの作品には、「自撮り行為」とは逆に、目と鼻がないことで匿名性を保ちながらも、瞬間的に忘れられないという、新しい生き方への決意が感じられる。
一枚の絵が持つ瞬間は、終わりなき始まりとなって永久に続いていくのだ。”
オオバアキヒト(プロデューサー)

顔のない女性をモノクロで描くオートモアイの個展「Endless Beginning」

画集「Endless Beginning」

Endless Beginning

会期:2018年2月3日(土)〜3月11日(日)

会場:東京都渋谷区恵比寿南1‐3‐6 CIビル4F OVER THE BORDER

時間:12:00~20:00

休廊日:月曜日

※展示作品:絵画約20点

※初画集「Endless Beginning」を先行販売

http://artlab.stitch.co.jp/

画集「Endless Beginning」

総数:304ページ(A4並製)

定価:4,320円(税込)

発売日:2018年2月下旬

※焚書舎より刊行予定

https://funshosha.stores.jp/