ガラスのベンチや虹の建築、新作の時計も展示「吉岡徳仁 光とガラス」展

東京·港区にある「21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3」にて、2017年11月2日(木)から11月13日(月)まで、国際的に活動するデザイナー吉岡徳仁の個展「吉岡徳仁 光とガラス」が開催されます。

デザイン、アート、建築など幅広い領域において、自由な着想と実験的なテクノロジーから生み出される作品により、世界に影響を及ぼす創り手の一人として国内外で高く評価されている吉岡徳仁。
代表作には、紙の椅子「Honey-pop」、繊維構造の椅子「PANE chair」、結晶の椅子「VENUS – Natural crystal chair」、ヤマギワの照明「TōFU」「Tear Drop」、auの携帯電話「メディア·スキン」などがあり、手掛けた作品の幾つかはニューヨーク近代美術館(MoMA)、ポンピドゥーセンター、ヴィトラ·デザイン·ミュージアムなど世界の主要美術館で永久所蔵されています。

これまで自然と人間の関係性に着目し、光がもたらす感覚を追求して研究を重ね、独自の手法で作品を表現してきた吉岡。今年開催された「ミラノデザインアワード2017」では総合家電メーカー、LGとのコラボレーションによるSFをテーマにしたインスタレーション「TOKUJIN YOSHIOKA x LG : S.F_Senses of the Future」を出品し、最高賞を受賞しています。

ガラスのベンチや虹の建築、新作の時計も展示「吉岡徳仁 光とガラス」展

「Water Block」© 吉岡徳仁デザイン事務所

ガラスのベンチや虹の建築、新作の時計も展示「吉岡徳仁 光とガラス」展

「ガラスの茶室 – 光庵」© 吉岡徳仁デザイン事務所

ガラスのベンチや虹の建築、新作の時計も展示「吉岡徳仁 光とガラス」展

「虹の教会 – Rainbow Church」© 吉岡徳仁デザイン事務所

本展では、光の表現に最も近い素材「ガラス」に焦点を当て、ガラスを素材にした作品の数々を紹介。光とガラスから生まれる吉岡の創作の本質に迫ります。

代表作であるガラスのベンチ「Water Block」は、水の塊のような造形を纏い、ガラスが固まる瞬間に作りだされる偶然の美しさと、水が造り出す美しい波紋を表現した傑作。パリのオルセー美術館の印象派ギャラリーにて、マネやドガ、モネ、セザンヌ、ルノワールに代表される印象派の作品群とともに常設展示されている作品です。

「ガラスの茶室 – 光庵」は、ガラスの茶室と自然の光を一体化させた建築物。2015年に京都の重要文化財に指定された天台宗青蓮院門跡境内将軍塚青龍殿の大舞台に設置され、世界の注目を集めました。
また「虹の教会 – Rainbow Church」は、膨大な数のクリスタルプリズムを積み上げて作られた圧巻の建築物。これら二つの建築プロジェクトは映像による展示が行われます。

ガラスのベンチや虹の建築、新作の時計も展示「吉岡徳仁 光とガラス」展

「Glass Watch」© 吉岡徳仁デザイン事務所

他にも、ハンドメイドにて制作された、バカラのクリスタルプリズムによるアートピース「Prism」や「虹の建築」プロジェクトの模型、さらには、イッセイ ミヤケプロデュースのウォッチプロジェクト「ISSEY MIYAKE WATCH」シリーズの最新作であり、透明なガラスの塊から生まれた、感覚を超越する光の彫刻とも言える腕時計「Glass Watch」などが展示されます。

米誌「Newsweek」による世界が尊敬する日本人100人にも選ばれ、国際的に最も活躍するデザイナーの一人である吉岡徳仁の、「ガラス」から生み出される詩的で実験的な光の世界を存分に堪能できる、またとない展覧会です。

ガラスのベンチや虹の建築、新作の時計も展示「吉岡徳仁 光とガラス」展

「Water Block」© 吉岡徳仁デザイン事務所

吉岡徳仁 光とガラス

会期:2017年11月2日(木)〜11月13日(月)

会場:東京都港区赤坂9−7−6 東京ミッドタウン·ガーデン内 21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3

時間:10:00〜19:00

http://www.tokujin.com/