清川あさみ×すみだ水族館「銀河鉄道の夜」をイメージした幻想的な世界

東京·墨田区にある「すみだ水族館」にて、2017年11月19日(日)まで、現代アーティスト清川あさみプロデュースによる「Fairy tale in Aquarium~水と幻想の世界~」が開催されています。

写真に針と糸で繊細な刺繍を施す独自の手法を用いて、宮沢賢治の名作「銀河鉄道の夜」の絵本や「人魚姫」の絵本、谷川俊太郎との共作絵本「かみさまはいる いない?」など、多くの絵本や作品集を発表している清川あさみ。また、NHK朝の連続テレビ小説「べっぴんさん」のオープ二ング映像をはじめ、様々な企業のポスターヴィジュアルを手掛けるなど、広告のアートディレクターとしても第一線で活躍する、現在最も注目を集めている女性アーティストの一人です。

本イベントは、宮沢賢治の3つの童話「銀河鉄道の夜」「やまなし」「グスコーブドリの伝記」の物語をテーマにした展示企画。清川あさみの演出により、あたかも絵本の挿絵のような儚くも美しい、幻想的な世界観で館内全体が彩られます。

清川あさみ×すみだ水族館「銀河鉄道の夜」をイメージした幻想的な世界

「銀河鉄道の夜」に登場する天の川をイメージ

全長約50メートルに及ぶスロープに5,000枚程の鏡を貼りつめたメインの展示エリア「クラゲ万華鏡トンネル」では、「銀河鉄道の夜」で宮沢賢治が言葉によって描いた情景を清川あさみの感性をもとに映像化。クラゲ水槽のガラス面や鏡張りの天井や壁面に「銀河鉄道の夜」に登場する天の川をイメージした映像を投影し、さらに物語中のりんごと薔薇の匂いもほのかに香るアロマで演出、来場者を童話のようなファンタジーの世界に誘います。

また、高さ約7メートルの開放感ある吹き抜けが印象的な「エントランス」には、宮沢賢治の童話「やまなし」の物語をイメージ化し、清川あさみが今回のイベントのために新たに制作したオリジナル映像を投影。蟹の親子と優しい光、いくつもの輝く泡。きらきらと光が差し込む水面を、あたかも水の底から見上げるような神秘的な世界を楽しむことができます。

清川あさみ×すみだ水族館「銀河鉄道の夜」をイメージした幻想的な世界

「イーハトーヴの森」をイメージ

大型水槽の「クラゲゾーン」は、宮沢賢治の代表的な童話のひとつで、生前発表された数少ない童話のひとつでもある「グスコーブドリの伝記」をイメージした展示エリア。
作品の中で登場する兄妹、ブドリとネリが暮らしたイーハトーヴの森を美しく豊かな色彩で表現。その森の中を約200匹にも及ぶ透明体のクラゲたちが悠々と浮遊します。

“愛らしい個性豊かな生き物達と美しい空間。どの水槽を見てもいつも新しい発見があります。自然の幻想的な空間と宮沢賢治が言葉で描いた独創的な描写を、自分自身も表現してみたいし、見てみたいと思いました。”
清川あさみ

清川あさみ×すみだ水族館「銀河鉄道の夜」をイメージした幻想的な世界

「銀河系スイーツプレート」

また、会期中館内のペンギンカフェでは、白いクラゲのようにふわふわとしたモンブランが、星屑を散りばめた銀河を模したベリーソースに浮かぶ「銀河系スイーツプレート」や、ゼリーボールが入った梨のソーダの上にクラゲのような綿あめを乗せた「フェアリーテイルソーダ」など、期間限定の特別メニューも販売されます。

清川あさみ×すみだ水族館「Fairy tale in Aquarium~水と幻想の世界~」

期間:2017年9月29日(金)~11月19日(日)

場所:東京都墨田区押上1-1-2 東京スカイツリータウン·ソラマチ5F·6F すみだ水族館

時間:9:00~21:00(入場受付は閉館の1時間前まで)

料金:大人2,050円、高校生1,500円、中·小学生1,000円、幼児(3歳以上)600円

※障がい者手帳を提示の方と同伴者1名は一般料金の半額。

※中学生、高校生の方はチケット売り場で生徒手帳を要提示。

http://www.sumida-aquarium.com/