パンクでカオスなアート。活動10周年を迎えるマグマの大規模な個展

2017年10月28日(土)から11月5日(日)まで、東京·渋谷区にある「ラフォーレミュージアム原宿」にて、今年で活動10周年を迎える杉山純と宮澤謙一による気鋭のアーティストユニット「magma(マグマ)」の大規模な個展「magma’s -magma 10th Anniversary exhibition-」が開催されます。

オリジナルプロダクトの制作から、店舗什器やムービングディスプレイ、舞台美術、空間演出などのクライアントワークまで幅広く活動するマグマ。
これまでに、ゆずや木村カエラ、サカナクション、きゃりーぱみゅぱみゅなどのミュージックビデオへの作品提供や、NHK「Music Japan」の番組セット、「keisuke kanda 新宿店」の店舗内装などを手掛けています。
また、近年は「KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭」や海外のアートフェアへも出展し、どこか懐かしさを覚えるアナログ感とクレイジーな色彩が融合した作品群は、パンクでカオスなアートとして国内だけでなく海外からも注目を集めています。

パンクでカオスなアート。活動10周年を迎えるマグマの大規模な個展

magma / 杉山純·宮澤謙一

ジャンルと時代を超えた「物」と「物」とのコラボレーションの繰り返しによって構築される二人の作品。
彼ら独自の壮大な世界観のもと、オモチャや電動器具、廃材、誰かに捨てられた物など、身の回りにあるありとあらゆる物を素材にし、それらを手作業で組み合わせ、再構築して創り出される誰にも真似できない作品群の数々。
誰もが見覚えのあるキャラクターやモチーフなどを主題に置き、緻密に構成されたユーモアに富んだ作品群は、一見するとキャッチーでありながらも寓話的でもあり、何か違和感を感じさせます。
私たちが思い描いているファンタジーや美意識の感覚を破壊されるような衝撃と、潜在意識に訴えかけるような表現は、私たちや社会が持つ固定概念という無意識の存在に対しての疑問や嫌悪感の表れであり、古い価値観を打ち壊そうとする改革ともいえます。

個々の作品それぞれが、もともと異なる「物」同士の集合体であり、その断片をぶつけ合いながらストーリーを紡ぐ行為は、何でも手に入れることのできてしまう今の時代の中で、どこにもない物を見出し、新たな表現を生み出そうとしているマグマのあくなき挑戦でもあります。

パンクでカオスなアート。活動10周年を迎えるマグマの大規模な個展

個展「SYMVOL」at VOILLD(2016年)

パンクでカオスなアート。活動10周年を迎えるマグマの大規模な個展

「WOODSTOCK」KENPOKU ART 2016 出展作品(2016年)

パンクでカオスなアート。活動10周年を迎えるマグマの大規模な個展

「FUTURE SHOCK」(2009年)

本展は2017年10月に結成10年目という新たな節目を迎える、マグマの初となる大型個展。活動初期から現在までに制作された立体·平面作品、家具、プロダクトなどのアートワークやオリジナルワーク、また、制作風景やスケッチ画、さらには初公開となる立体作品を含む約100点に及ぶ作品群が一挙に展示されます。

また、会期中は二人自らがナビゲーターとなり、展示作品に纏わるエピソードなどを解説するギャラリーツアーの開催や、10周年記念作品集の先行販売も予定されています。

常に新鮮な可能性を創造し続けるマグマの、これまでの集大成ともいえる本展。個性の塊のようなセンセーショナルな作品と、紛れもなく唯一無二の世界観に誰もがきっと引き込まれていくでしょう。

パンクでカオスなアート。活動10周年を迎えるマグマの大規模な個展

未来は希望だ。
子どもの頃「 BACK TO THE FUTURE」を観た日はなかなか寝付けなかった。
ノストラダムスの大予言にビクビクするやいなや、21世紀のスタートにワクワクした。
まだ車は空を飛んではいないけど、まだ宇宙人の友達はいないけど、いつかそんな夢にまでみた日が来たら、ぼくらは懐かしさすら覚えるのではないだろうか。
1秒先の未来すら予測できないぼくらは、新しい過去を糧にして、懐かしい未来をつくってゆくのだ。
magma / 杉山純·宮澤謙一

magma’s -magma 10th Anniversary exhibition-

会期:2017年10月28日(土)~11月5日(日)

会場:東京都渋谷区神宮前1-11-6 ラフォーレ原宿6F ラフォーレミュージアム原宿

時間:11:00~21:00

https://www.laforet.ne.jp/