いよいよ東京に上陸。独立100周年記念「フィンランド·デザイン展」

2017年1月の福岡市博物館を皮切りに愛知県美術館、福井市美術館、府中市美術館、宮城県美術館と1年をかけて全国5会場を巡回するフィンランド独立100周年を記念した展覧会「フィンランド·デザイン展」。
福岡、愛知、福井と駆け巡った注目のイベントがいよいよ東京に上陸。2017年9月9日(土)から10月22日(日)まで、東京·府中市にある府中市美術館にて開催されます。

フィンランド·デザインの核心にある「自然と人間との調和」の理念。それは例えば、雫からインスピレーションを得たガラス器「カステヘルミ」や、ケシの花をモチーフにしたファブリックの柄「ウニッコ」、木の葉の形をした木皿「レヘティ」など、多くのデザインの中心には ”自然” があることからも見てとれます。

アルヴァ·アアルトやカイ·フランクをはじめとするフィンランド人デザイナーたちも、やはり創造の源にはその理念を据え、流行に左右されることなく日常の中で永く使われ、今も世界中で愛され続けているシンプルであたたかみのある作品を多く生み出してきました。
そしてそれらは時代が変わっても廃れることなく、技術の進歩や社会の動向に合わせてしなやかにその姿を変えていき、現在でも未来へとつながる新しいデザインが新世代のデザイナーたちによって生み出され続けています。

いよいよ東京に上陸。独立100周年記念「フィンランド·デザイン展」

キャンドルホルダー《キヴィ》ヘイッキ·オルボラ 1988年 イッタラ © FISKARS

いよいよ東京に上陸。独立100周年記念「フィンランド·デザイン展」

テーブルウェア《キルタ》カイ·フランク 1953年 アラビア フィンランド·デザイン·ミュージアム蔵 © Designmuseo

森と湖に囲まれた自然豊かな北欧の国フィンランドは、自然と共生し、”サスティナブルデザイン” や ”タイムレスデザイン” という概念をいち早く取り入れたデザイン先進国としても知られています。

フィンランド独立100年を記念する本展では、100年の足跡を6つのセクション「フィンランド独立以前の装飾芸術」「フィンランド·デザインの礎」「フィンランド·デザインの完成」「フィンランド·デザインの異才たち」「フィンランド·デザインの飛躍」「フィンランド·デザインのいま」に分けて展開。
アルヴァ·アアルト、マイヤ·イソラ、タピオ·ウィルカラ、イルマリ·タピオヴァーラ、エーロ·アールニオ、トーベ·ヤンソン、オイバ·トイッカ、ハッリ·コスキネンなど各時代の主要デザイナーや、Artek(アルテック)、marimekko(マリメッコ)、iittala(イッタラ)といったデザイナーを支え育ててきたフィンランドを代表する企業ブランドに焦点を当てて、独立以前から現在までの1世紀に及ぶフィンランド·デザインの歩みを余すことなく紹介していきます。

いよいよ東京に上陸。独立100周年記念「フィンランド·デザイン展」

椅子《ボールチェア》エーロ·アールニオ 1963年 ナゼロ蔵 © Eero Aarnio

19世紀末の工芸品から今日第一線で活躍するデザイナーの作品まで、家具·陶器·木製品·ガラス器·テキスタイル·グラフィックなど総勢約700点もの作品を一堂に揃え、フィンランド·デザインの全貌を紐解く大規模な展覧会。

会場の一角にはエーロ·アールニオがデザインした「ボールチェア」など名作椅子に実際に座れる体験スペースが設けられるほか、気軽に参加できるミニワークショップの開催、さらには、読み応えのある展覧会図録をはじめ、展覧会オリジナルの限定グッズやフィンランドブランドのデザインアイテムなどが購入できる期間限定ショップも併設されます。

いよいよ東京に上陸。独立100周年記念「フィンランド·デザイン展」

フィンランド独立100周年記念 フィンランド·デザイン展

会期:2017年9月9日(土)~10月22日(日)

会場:東京都府中市浅間町1丁目3番地 府中市美術館

時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)

休館日:月曜日(月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館)

入場料:一般900円(720円)大学·高校生450円(360円)中学·小学生200円(160円)

※( )内は前売券及び20名以上の団体料金

※未就学児及び身体障害者手帳等をお持ちの方は無料

※府中市内の小中学生は「府中っ子学びのパスポート」で無料

※10月8日(日)は開館記念無料観覧日

http://finnish-design2017.exhn.jp/