希少なオリジナルモデルが集結「マルセル·ブロイヤーの家具」展

東京·千代田区にある東京国立近代美術館にて、2017年3月3日(金)から5月7日(日)まで、「マルセル·ブロイヤーの家具:Improvement for good」展が開催されています。

近代建築の巨匠ミース·ファン·デル·ローエとともに、最も影響力のあるバウハウスの家具デザイナーであり建築家のマルセル·ブロイヤー。
1920年ドイツの総合造形学校「BAUHAUS(バウハウス)」に入学。のちに同校の家具工房で主任を務め、その後、新しい素材や技術に裏打ちされた機能的で量産可能な椅子「クラブチェアB3」をはじめとして後世のデザインに多大な影響を与える幾多の傑作家具を世に生み出しました。
そして戦後は家具を起点として建築へと創造の幅を広げ、住宅建築から美術館や大学などの公共建築まで様々な建築プロジェクトに携わり、パリのユネスコ本部やニューヨークの旧ホイットニー美術館(現·メトロポリタン美術館分館)を手掛けるなど、建築作品においても重要な遺産を残しています。

希少なオリジナルモデルが集結「マルセル·ブロイヤーの家具」展

ネストテーブル B9-9c 1929年 / 東京国立近代美術館蔵

本展はマルセル·ブロイヤーの家具デザインにフォーカスした日本国内初となる回顧展。
主にブロイヤーの木製家具を取り上げる「バウハウス ヴァイマール時代」、住居用家具に初めてスティールパイプを用いたブロイヤーのスティールパイプ製家具を取り上げる「バウハウス デッサウ時代」、アルミニウムとプライウッドという新しい素材との出会いが家具の構造やデザインにも新たな展開をもたらした「スイス·イギリス時代」、徐々に活動の中心を建築へと移行させた「アメリカ時代」と4つの章に分けて、モダンデザインという言葉に様々な解釈の可能性を示したブロイヤーの、核心が凝縮された家具デザインが関連資料とともに紹介されます。

希少なオリジナルモデルが集結「マルセル·ブロイヤーの家具」展

アイソコン·サイドチェア BC3 1936年 / 東京国立近代美術館蔵

通称「ワシリーチェア」として知られる「クラブチェアB3」の国内の美術館が所蔵する4つの異なるモデルや、1923年の展示会で発表された、バウハウス実験住宅の「婦人の部屋」に置かれたドレッサーなど、ドイツのバウハウス·デッサウ財団より10点、スイスのヴィトラ·デザイン·ミュージアムより8点、その他国内外のコレクションより数十点、計40点ほどのブロイヤーが手掛けた家具が一堂に集結。
当時つくられた希少なオリジナルモデルの数々を目にすることができるまたとない展覧会です。

希少なオリジナルモデルが集結「マルセル·ブロイヤーの家具」展

マルセル·ブロイヤーの家具:Improvement for good

会期:2017年3月3日(金)~5月7日(日)

会場:東京都千代田区北の丸公園3-1 東京国立近代美術館2F ギャラリー4

時間:10:00〜17:00(金曜·土曜は10:00〜20:00、入館は閉館30分前まで)

休館日:毎週月曜(但し3月20日、3月27日、4月3日、5月1日は開館)、3月21日(火)

料金:一般430円(220円)、大学生130円(70円)、高校生以下および18歳未満、65歳以上、キャンパスメンバーズ、「MOMATパスポート」をお持ちの方、友の会·賛助会会員、MOMAT支援サークルパートナー企業(同伴者1名迄。シルバー会員は本人のみ)、障害者手帳をお持ちの方とその付添者1名は無料

※()内は20名以上の団体料金

※3月5日(日)、4月2日(日)、5月7日(日)は無料観覧日

http://www.momat.go.jp/