稀代の天才芸術家、草間彌生の全貌に迫る展覧会「わが永遠の魂」

2017年2月22日(水)から東京·港区にある国立新美術館にて、世界を舞台に活躍する前衛芸術家、草間彌生の集大成となる過去最大級の展覧会「草間彌生 わが永遠の魂」が開催されます。

キャンバスを覆い尽くす水玉や網目模様、また、カボチャをモチーフにした印象的な作品で広く知られる現代アートの先駆者、草間彌生。
1929年に長野県松本に生まれ、40年代より芸術家として活動を始めると、50年代後半に単身渡米し、ニューヨークを中心にボディペインティングやファッションショー反戦運動などのパフォーマンスアートを展開。以降、絵画、彫刻、インスタレーション、映像、さらには小説や詩に至るまで、広範な活動を展開してきました。

デビュー以来常に時代の最先端を走り続け、今もなおその創作意欲はとどまるどころか、さらに加速しています。

稀代の天才芸術家、草間彌生の全貌に迫る展覧会「わが永遠の魂」

《自己消滅(網強迫シリーズ)》1966年頃 / © YAYOI KUSAMA

稀代の天才芸術家、草間彌生の全貌に迫る展覧会「わが永遠の魂」

《自殺した私》1977年 東京都現代美術館蔵 / © YAYOI KUSAMA

近年では国立ソフィア王妃芸術センター(マドリード)、ポンピドゥ・センター(パリ)、テート・モダン(ロンドン)、ホイットニー美術館(ニューヨーク)など世界に名だたる美術館での巡回展を成功させ、中南米やアジア、北欧でも大規模な個展を行うなど、能動的な活動を継続して行っています。

また、2014年にはイギリスの美術専門紙「The Art Newspaper(アート·ニュースペーパー)」で世界で最も人気のあるアーティストに選出され、2016年にはアメリカの「TIME(タイム)」誌では世界で最も影響力のある100人に選出されるなど、世界有数の実力と知名度を誇り、海外でも非常に高い評価を得ています。
2012年、LOUIS VUITTON(ルイ·ヴィトン)とのコラボレーションによるコレクションで、世界各国のポップアップショップのショーウィンドウが草間彌生作品一色となったことは記憶に新しいところです。

稀代の天才芸術家、草間彌生の全貌に迫る展覧会「わが永遠の魂」

《かぼちゃ》1999年 松本市美術館蔵 / © YAYOI KUSAMA

今回の展覧会では、2009年から驚異的な創作意欲を傾けて取り組んでいる新しい大型の絵画シリーズ「わが永遠の魂」を中心に据え、色鮮やかで生命力みなぎる約130点余りの作品が日本初公開されます。
さらに、渡米前の初期の作品からニューヨーク時代の巨大なキャンバスを小さな網目状のストロークで埋め尽くしたネット·ペインティング作品、帰国後に生み出された絵画や彫刻、インスタレーション作品、コラージュ、版画、小説、詩といった文学作品まで、余すところなく紹介されます。

最先端の挑戦をし続ける草間彌生という稀有な才能をもった芸術家の全貌に迫る、過去最大規模のまたとない展覧会です。

稀代の天才芸術家、草間彌生の全貌に迫る展覧会「わが永遠の魂」

© YAYOI KUSAMA

「わが永遠の魂」
「わが永遠の魂」は、2009年に着手され、現在も描き続けられている大作絵画の連作。正方形のキャンバスにアクリル絵具を用いて、色彩豊かな画面が驚異的なハイペースで次々と生み出され、その数は実に500点に及ぶ最大のシリーズとなっています。
この連作の特徴は、驚くべき多様性。具象的なモチーフと抽象的なパターンを自在に往還しながら更新され続ける作品群は、草間彌生の芸術の集大成であり、天才的な創造性を体現するものといえます。

稀代の天才芸術家、草間彌生の全貌に迫る展覧会「わが永遠の魂」

「わが永遠の魂」シリーズ《しのびがたい愛の行方》2014年 / © YAYOI KUSAMA

稀代の天才芸術家、草間彌生の全貌に迫る展覧会「わが永遠の魂」

「わが永遠の魂」シリーズ《いまわしい戦争のあとでは幸福で心が一杯になるばかり》2010年 / © YAYOI KUSAMA

また、会場の一角には、全面鏡貼りの暗闇の中、無数の小さな光がきらめく空間で、鑑賞者自らが作品の一部になるような感覚を体験できるブース「無限の鏡の間」が併設されるほか、屋外展示場の水玉ガーデンには、写真を撮ったり、中に入ったりすることができる高さ4.5m、幅5mの巨大な水玉かぼちゃのオブジェが設置されます。

稀代の天才芸術家、草間彌生の全貌に迫る展覧会「わが永遠の魂」

《生命の輝きに満ちて》2011年
Courtesy of Ota Fine Arts, Tokyo / Singapore; Victoria Miro Gallery, London; David Zwirner, New York / © YAYOI KUSAMA

稀代の天才芸術家、草間彌生の全貌に迫る展覧会「わが永遠の魂」

《南瓜》2007年 フォーエバー現代美術館蔵 / © YAYOI KUSAMA

国立新美術館開館10周年「草間彌生 わが永遠の魂」

会期:2017年2月22日(水)~5月22日(月)

会場:東京都港区六本木7-22-2 国立新美術館 企画展示室1E

時間:10:00~18:00 ※金曜日は20:00まで、4月29日(土)~5月7日(日)は毎日20:00まで開館(入場は閉館の30分前まで)

休館日:毎週火曜日 ※5月2日(火)は開館

観覧料(当日):一般1,600円、大学生1,200円、高校生800円

観覧料(前売/団体):一般1,400円、大学生1,000円、高校生600円

※中学生以下無料、団体は20名以上、障害者手帳をお持ちの方と付添の方1名は無料
※2017年3月18日(土)〜3月20日(月·祝)までは高校生無料観覧日(学生証の提示が必要)

http://kusama2017.jp